接地工事に挑戦するもあえなく敗退
2015-08-04


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接地工事をおこなうにはそれなりの準備が必要となる。そろえたものは以下のとおり。

1)連結アース棒 14φ×1500mm 6本

2)アース棒用リード端子 1個

3)接地抵抗計 ナショナルBN-304V
 某オークションで、動作未確認品ということで競合が少なく1800円で落札。電池を新品に入れ替えたらきちんと動作した。

4)電動ハンマー 日立工機PH-55(銘板がこわれているので推測)
 これも某オークションで、一部壊れているというので2000円で落札。市内からの出品だったので直接お店まで取りに行く。電源を入れてみるとモーターは勢い良く動く。ただし本体にひびが入っているので、長期に動作するかは怪しい。


 休日の月曜日、アース工事に挑戦。
 オーディオルームから直近の敷地境界付近に狙いを定めてまずスコップで20cmほど掘り起こす。そこへアース棒を突き立て、電動ハンマーで打ち込む。ところがこれが入らない。のっけからこれではと心が焦り始める。思いあまって場所を変えてみたが同じ結果。

 途方に暮れてどうしようか思案していたら、そこへお向かいのSさんが声をかけてきた。てっきりいつもの好奇心で寄ってきたのかと思ったら、意外なことを言われる。「その電動ハンマーですが、うまく動いていないのではないですか。音が変なのですが。」「えっ!正常に動いていない?」

 もしかして不良品をつかまされたのかと一瞬思ったが、そこは平静を装いながら、「では付属してきたジゼルをつけてみましょうか」と、電動ハンマーのケースからジゼルを取り出し、装着する。試しにアスファルトにあててスイッチを入れる。「ダッダッダッ」と強い手応えがした。正常に動作していることはわかった。

 Sさんとあれやこれや点検しているうちに、私の浅知恵が暴露された。写真にあるように、電動ハンマーにアダプターなしでアース棒をそのまま突っ込めばうまくいくと思い込んでいた。敗退の原因はそこにあった。アース棒の直径が微妙に太くて、電動ハンマーの喉元にうまくはまっておらず、ハンマーとしてまったく機能していなかったのだ。これではアース棒が突き刺さっていかない訳である。

 何かいい方法がないかと考えたが、結局アース棒アダプタを用意するしかない。早速注文した。

 わかってしまえば笑い話であるが、なにごともやってみないとわからないことがある。今回は思いがけなくご近所のSさんに助けられた。感謝感謝。
これでひとつ利口になったわけだが、さりとてこれが何の役に立つのか、どうも心もとない。
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