孫来たる 後日談
2023-03-13


2月11日に北関東からやってきた息子と孫、当初は一週間の滞在を予定しいた。
ところが帰る前日になって、留守を守るお嫁さんから連絡が入り、孫が通っている保育園でクラスターが発生したので、念のため抗体検査をしたほうがよいということになった。
ちょうど我が家に検査キットの在庫があったので、息子が慣れた手つきで綿棒を孫の鼻に差し込み検体を採取。結果、陽性と判明。一気に緊張感が走る。このまま全員2月21日まで自宅待機となってしまった。

幸い、孫には目立った症状は出ず、他の家族も全員無症状で過ごした。不可抗力の結果とは言え、普段は忙しくしている息子とこうして2週間も一緒に過ごすことは、おそらくこれからはないだろう。私は自宅勤務をしながら気分転換ができたけれど、妻は三度の食事、洗濯、掃除、買い物と連日忙しく、どっと疲れたようだ。

元気盛りの三歳児が家に閉じこもっているだけなのはかわいそうなので、人がいない時間を見計らって近くの公園に連れていて雪遊びをさせた。見ていると、どこからこんなエネルギーが出てくるのかと驚くほど活発に動き回る。普段、ジョギングをして体力を維持しているつもりでも、年の差には勝てない。

また、孫と会話をしていても、すぐに「どうして」「なぜ」の連発で好奇心が強いのはいいのだが、はぐらかすことなくきちんと答えてあげるのは結構大変で、これまた疲れる。
そんなこんなで耐えること一週間、自宅待機解除の前夜、爺、息子、孫の三人で記念写真。 禺画像]
翌日、元気に帰っていた。孫が生まれてから三年、ほとんど会えなかった分、まとめてプレゼントされたような二週間であった。
孫は将来どんなひとになるのだろうか。爺と婆はがらんとなった我が家で思いを馳せるのであった。
[Life]

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