2021-02-18
単段アンプの回路がだいたい定まったところで、次の課題は空芯コイルを巻くことである。
これまでコイルを巻いたのは、中学生時代に短波ラジオをつくったときと、小学校五年の息子と一緒にゲルマニウムラジオを作ったときくらいである。いずれも手でぐるぐる巻けば、なんとかかたちになった。
しかし今回は規模が違いすぎる。かなり準備して取りかかる必要がある。
まずコイルのサイズを決めることが最初のステップとなる。ところが、ネットで検索すると単層コイルの計算方法はあっても、複層コイルの計算方法は出てこない。なかには試行錯誤で決めるしかないと書いてあるものもある。これには困った。
それでもなんとか調べてたら、TESLAのホームページに掲載されているのを発見した。 禺画像] (画面はhttp://tesla-institute.com/%21app/sim/acic.phpより引用)
オヤイデ電気が掲載している情報に寄れば、UEW銅線1Kgはおよそ270m。この長さで最大のインダクタンスを実現する最小のサイズはなにか。計算させてみると、コイルの巻き幅は20mmから30mm。直径は110mm程度となった。これならば現実的な大きさとなる。
次の課題は、コイルの巻き枠と、巻き線治具をどうするかとなる。
このことについてある方から情報をいただき、感謝申し上げる。
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