励磁型スピーカー電源 完成
2021-01-17


やっと完成した。
さきほど、通電試験をして問題がないことも確認した。相手が33Hのフィールドコイルなので、電源オン・オフ時に異常が起きないかを最も心配したが、杞憂だった。

まずは概観から。 禺画像] 後ろの様子。今回初めてNEUTRIKのスピコンを使ってみた。格好だけはよろしい。 禺画像] 通電試験の様子。メーターの目盛り単位がKVとなっていてびっくりするが、もともとはフルスケール1mAの電流計なので、これに外部抵抗をつけてフルスケール100Vの電圧計として使っている。写真の状態では80Vと読む。 禺画像] 音はまだ出していない。明日までの楽しみにとっておく。
最後に回路図を掲載。至極単純でなんの工夫もない。ただ、発振しないように出力インピーダンスが極端に高くならないようにはした。性能も大事だが、安定に動作することも大切だ。そこあたりはだいぶ丸くなった。
出力にダイオードがあるのは、フィールドコイルからの逆起電力で定電流回路が壊れないようにするための安全装置である。
500Ωの多回転ポテンショメーターで電流値を設定するようにした。非常にスムースで使いやすい。
整流用ダイオードと制御素子にはGS66502Bを使った。そして普通はフィールドコイルには多容量のコンデンサを並列接続するところを、510pFのマイカコンデンサで済ましていることも特徴である。ただ、音がどうなのかはこれからの判断となる。 禺画像]
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