2019-05-29
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ラッシュカレントや、出力電圧のドリフトなど、いくつかの課題は残しながらもなんとか試運転にこぎ着けた。
仮に出力電圧に異常があっても保護回路が働くので、安心してスピーカーをつなぐことができる。とはいえ、やはり大御所に万が一のことがあってはならないので、安定性が確認できるまでNS-10PROで試聴する。
まずはスイッチオンで保護回路が働かないか心配したが、無事起動。エージング開始時の常として、最初は音が薄く低音も出ず、少しキンキンする。しかしこの音を聴いて、この一年間の苦労が報われた思いがした。狙いは間違っていなかった。
まだ2時間程度の試聴なので全貌を捉え切れていないが、それでもわかるのは実にスムースで引っかかりがないこと。以前のAmazing Circlotronで感じたどこか抑圧された印象は全くなく、のびのびとしていて空間に音が拡散されていく様子が見えるほど。これがWE420Aの音なのかもしれない。
今後一週間はどんどん変わっていくはず。また追って報告の予定。
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