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エージングを開始しておよそ500時間経過。
数日前までは低い音が引っ込んでいて、高い方にもまだ違和感が残っていた。今日になるとだいぶ低音が出るようになってきて、ベースがぐいぐいと迫ってくる。しかし、全体にまだ音がかたい。やはりあと1週間は熟成を重ねる必要がありそうだ。
そんな中、ヒーター電源周りに少し手を加えた。
以前、Analog親父様からチョークトランスの入り口にWEST CAPを入れたらどうかとのアドバイスをいただいていた。暑い日が続いていたので、なかなか半田ごてを握る気になれない。1週間ほど前に重い腰を上げてWEST CAP 0.68uFを入れた。
なお、それまでついていた10uF(Black Gate)ははずした。
そのついでに、ヒーター関係の配線でダイエイ電線を使っていたところをWestern Electricの21AWGエナメル銅線に入れ替えた。本当はアンプ本体の配線も全て入れ替えたかったのだが、さすがに暑さには勝てそうもない。宿題とすることにした。
改造直後は高い方に寄った音だったので、24時間経過するのを待った。出てきた音を聴いて、「にんまり」。なんというか、音が澄んで、耳にやさしいばかりでなく、音楽が楽しい。心を震わす音に一歩近づいた。
Black Gateもいまだに根強い人気があり、決して悪いコンデンサではない。ところが、そのBGさえもかすんでしまうほどWEST CAPはすばらしかった。Analog親父様、貴重なアドバイスに感謝申し上げます。
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