ALTEC 817Bの登場
2016-02-22


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2年ほど前からオールホーンシステムへの移行を考え始めて、こつこつと小遣いをためながらドライバーや、ホーンを買い集めていた。

最後まで残ったのが低音ホーンである。当初は自分で設計して、誰かに作ってもらおうかとも思ったのだが、素人がいきなりそんなことをして成功するとも思われないし、リスクが大きすぎる。ならばいっそのこと既製品に目的のものがないかとさがすことにした。

途中の経過は省略して、結局入手したのが中古のALTEC 817Bである。本州から送ってもらうのにはさすがに送料が高くなる。オークションに市内のお店で出品されないかチェックを続けていた。忍耐することおよそ半年間。予算と品物の状態とがマッチしたので落札。

問題は、部屋の中に搬入できるかどうか。実物の大きさに切り抜いた型紙を廊下やドアのところに置いて確認してはいるらしいということはわかっていた。

817Bが我が家に嫁いできたのは1月18日。感じの良いお店の方がふたりで、慣れた手つきで掛け声をかけながら確実に玄関へ運び込んでいただく。そこから先は自分の手で。

ボックスの下にダンボールを敷き、廊下の上を滑らせて移動する。オーディオルームのドアをはずしておき、慎重に90度水平回転させる。いちど部屋の向かいにある洗面所へ入れ、そこからオーディオルームに侵入させる。

やってみると、これがぎりぎりで、あと数ミリ廊下が狭かったら入らないで立ち往生しただろう。まるで817Bのために設計したような我が家であった。

その後、416-8Bをもう1セット関東地方のショップからメンテナンス済みのものを入手して、やっと本日セットアップした。

ネットワークは従来のものをそのまま使う。そんなことは無茶であることはわかっているが、とにかく音を聴いてみたいとの一途な思いから。

出てきた音は。
意外なことにドライバー(Radian 850PB 16Ωタイプ)とALTEC 416-8B(シリーズ接続)との間のバランスは悪くない。このままで良いと思うくらい。
空間にぽっかりと浮かぶ音が印象的である。

これから時間をかけて調整していくことになるだろう。
[Audio]

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