足ペダル
2012-05-18


禺画像]
足ペダルは、ヴァイカウント社の32鍵盤。あるところから格安で譲っていただいたもの。ただし、MIDIポートは付いておらず、自分でなんとかしなけれればならないという条件がついていた。

 調べててみると、この足鍵盤はごくふつうのマトリクス回路を使っていることがわかり、対応はそれほど難しくないと判断した。ただし、マトリクスからMIDI信号作るインターフェースは自作するとなると結構準備が必要なので、出来合いのものを使うのが手っ取り早い。

 Classic MIDI Works社はここあたりの対応も抜かりはない。「スキャンコンピュータ」という商品名でMIDIインターフェースを取り揃えている。これを購入した。

 ただし一つだけ問題があった。マトリクス回路にダイオードが使われているのだが、このダイオードがアノード・コモンとなっている。しかしスキャンコンピュータは、この逆のカソード・コモンタイプ。もうこれは、一個一個ハンダゴテを使って向きを反転させて付け直すしかない。これを32個分繰り返した。

 それからもうひとつは、ピンアサインを調べること。これもプリント基板を追えば難しくない。

 最後は鍵盤とインターフェースを結ぶフラットケーブルのアサインを間違わないようにしてピンを圧着。

 全部つないで動作試験。反応しない。あせった。しばらく頭を冷やして確認したら、MIDIポートのINとOUTを間違っていたことに気がついた。

 こうして正常に動作を確認。ほっとした。

 現在、工務店にコンソールテーブルとベンチを頼んでいて、来週末ころに出来上がってくる予定。それで完成となる。
[Classic Organ]

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