昼前から雲が切れ、久しぶりに青空となった。夕方、意気込んで夕練に出かけた。外に出た途端、あまりの寒さに引き返そうかと一瞬思った。天気に惑わされ、少しは暖かいだろうと楽観的に観測していた。が、裏切られた。下着は二枚着込んだ。でも足りなかった。タイツを重ねておけばと悔やまれた。

　西区に向かうと息が白かった。笑いたくなった。車の排気ガスも白い。いくら走っても体が温まらない。足の筋肉が冷えると、スムースな動作ができない。おまけに普段はあり得ないような筋肉がつり加減になる。筋肉が暖まらないせいか、なんとなく足の疲れがとれにくいような気がする。

　明日から少し暖かくなる予報だ。でもこれまで何度も裏切られてきたので、なかなか信用できない。