カンパのホイール
2010-03-03


次はチューブレスだといいながら、まだホイールが決まらない。ま、一番大きな理由は手持ち資金がないからということなのだが。

 この年齢になると、残された時間のことを考えざるを得ない。「いつまでお前はしゃかりきになって走れるのか。」いつも頭の片隅でこんな声が囁きかけてくる。そして「いつかはカンパ」とか、「いつかはカーボンホイール」と言っているうちにからだが動かなくなってしまうのではないか。そんな切迫感が漠然とある。

 そうすると、体力のあるうちに少し無理してでも良いホイールを手に入れるべきではないかと考えてしまう。悔いが残らないよう、思う存分走り回って自転車を降りられたら、それが幸せではないか。

 最初はZippを考えた。でも、あまりにも高額で手が出ない。次の候補はEASTONのカーボン。eBayを検索すると、意外に安い値段で売られている。(もっとも私にしてみれば十分高額なのだが。)

 資金を捻出するために、押し入れにしまい込んでいたScarpaの登山靴と門田のピッケルを売り払った。ピッケルは予想外の高額な値段で好事家の手に渡っていった。これでホイール購入計画が現実味をましてきた。

 そうこうするうちに、生きているうちに一度はカンパを履いてみたいという思いが強くなってきた。海外通販サイトを見てみて驚いた。有名どこはWiggleだが、その他にたくさん通販サイトがある。その中の一つに目が釘付けになった。品数は少ないが、なにせカンパが安い。Eurusはもとより、Shamal Ultraでもいけそう。Bora Oneは今のところ無理だけれど、でも全くの夢ではなさそうな圏内だ。

 最近、ポンド相場が動き始めているようで、おそらく同じようなことを考えているローディは私だけではないだろう。さて、これからどんな展開になるか。
 
 ところで、今年の札幌は例年に比べてかなり雪の量が少なかったように思う。天気予報を見ると来週は雪マークだが、おそらく2週間後には外を走れるのだろう。その前にオーバーホールをしておかなければならない。
[Roadbike]

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