2009-05-02
シマノWH-7850-SLは高価なだけあって、10,000Km以上を走ってもびくともしない。リアはいまだに振れが出ないできれいに回ってくれる。フロントはさすがに少し横振れができた。ブレーキシューにタッチし始めたので、振れ取りに挑戦することにした。
振れ取りはほとんど初めて。10年以上前にエントリークラスのマシンに乗っていたとき、ARAYAのチューブラーホイールを使っていた。そのとき振れ取りのまねをしたことがある。でも、うまく振れがとれなかった思い出がある。だから今回も内心は恐れがあった。
しかしやってみると実にこれが簡単にできた。あっけないほどだ。ニップルを回す方向に少し戸惑ったが、ブレーキシューへのタッチ加減を見ながら回せば良いのだから、わかりやすい。コツは、少しだけニップルを回すということだ。角度で言えば10〓20°程度だろうか。こんな微小な回転でも、結構リムは動くものだ。
今回の調整で思わぬ収穫があった。振れ取りの基準点としてブレーキシューを使ったのだが、振れ取りができてくるとリムにタッチしないようブレーキの左右クリアランス調整が必要になる。車体を寝かせてホイールを回しながら、リムとブレーキシューの間隔を狭めながら、クリアランスを調整していく。この方法だとかなり精度よく追いこめる。
車体を元に戻してフロントのブレーキをかけてみると気持ちよくロックする。実際に走ったときどうなるか楽しみだ。
それからもう一つ。注文していたハンドルバーが欠品のため、チューブレスタイヤが届くのはしばらく先になりそうだ。近いうちにEVO55からミシュランのラテックスチューブに換えておこうと思う。
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