2008-01-05
7.0を発表したばかりなのに、もう手を加える。
ゲインを測定していて、これはかなりバランスが悪いときがついた。入力トランスで減衰させるなど、もってのほか。S/Nが悪くて当たり前。音も必ず悪影響を受けているはず。
特に気になるのは、二次側抵抗を低くしすぎると音に抑圧感が出てくることを以前に経験している。入力トランス二次側は十分に高い抵抗で終端すべきなのだ。
では音量調整はどうするか。出力トランス二次側にアッテネータを入れるのが順当だろう。以前、サブシステムでもこうしていた。
ということで、早速実験してみた。入力トランスの二次側抵抗を560Ωとした。こうするとDAC側の電圧が510mVp-pとなる。これ以上高くすることはできない。詳細回路図は後ほど掲載予定。
で、音はどうか?確かにこちらの方が正解。Ver.7.0では高音に偏り、突き刺さる音がどうしても取り切れなかった。エージングが進むと音がだんだん悪くなるという最悪の状態。気持ちが暗くなっていた。
ところが今回の変更で、大分方向性が見えてきた。まだエージングしていないので、くせがある。表情がまだ一面的になっている部分がある。今後どう変化するのか楽しみ。
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