2007-02-03
CREEのダイオードに入れ換えてからは、前に張り出してくる音楽のリズムにすっかり入れ込んでしまっている。
ところが、少し冷静になって耳を澄ますと、何か聞こえてはならない刺激が聞こえてくることに気がついた。純粋な音楽の中に、わずかに濁りが見え隠れする。どこが原因なのかといろいろなことを想像する。
でもやっぱり一番気がかりなのは、出力段の大型電解コンデンサである。まだこれには手をつけていなくてオリジナルのままなのだ。音が良ければ、変えなくてもいいのではと、少したかをくくっていたが、そうもいかなくなってきたようだ。周りが良くなればなるほど、システムの弱点がますます明らかになる。その法則が働いているようだ。
電圧増幅段とヒータ周りの電解コンを交換したとき、その音の変化に驚いたものだった。やっぱり、出力段のコンデンサの影響もかなりあるものと考えなければならないだろう。
別のコラムでも書いたが、今海外オークションを通じてとうのコンデンサを入手しようと計画している。困ったのは、コンデンサの直径が一回り細くなってしまうこと。固定の仕方に何か工夫が必要なようだ。
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