試作6号 出力波形(オーブンなし)

コメント(全9件)
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rtm.iino ― 2020-03-30 23:20
SCカットの場合は負荷容量の指定にもよりますが調整範囲はATカットなどに比べると非常に狭いと思います。
カスタムオーダーだと蒸着モニターしながら周波数調整してもらえると思いますが直列にする数を増やすと発振周波数がシフトしてしまうので負荷容量の指定範囲で目的周波数に同調しない場合が起こるかもしれません。
あと2つの水晶の周波数がずれている場合はロスが増えて特性の揃った水晶よりは発振出力は小さくなってしまいます。
Bunpei ― 2020-04-16 11:57
Kon様、rtm.iino様、フォローをありがとうございます。
恥ずかしながら、まだ2個直列にした場合の周波数スペクトルのイメージが掴めておりません。2個の和になるのでもなく、単純な差になるのでもないようであり。
2個の選別が必要なのですね。
2個の周波数差が何ppm位以内ならば発振し、それ以上ならば発振しないという目安はございますか?
Kon ― 2020-04-17 12:25
Bunpei様

2個直列の動作は、ラジオのチューニングに似ていると思います。
混信している二つの電波を聞きやすいように分離するために、二段のフィルターを通過させるとします。二つのフィルターの同調周波数がずれているとフィルターが性能を発揮できず、どちらの局の音声も聞き取れなくなります。反対に一致すれば最高の性能を発揮して、二つの局の音声が分離されてよく聞き取れる。そんなイメージでしょうか。

2個の周波数差に関しては、回路自体のQにも関係してくるでしょうからなんともコメントできません。
ただ言えることは、理想的な位相雑音性能を求めるのであれば、極力周波数差を一致させるべきです。仮に周波数差があるものを使って発振したとしても、一個の場合に比べて性能が劣るとこともありうるかもしれません。
Bunpei ― 2020-04-17 20:37
Kon様

ご説明をありがとうございます。
例えばこのリンク
[URL]
に可視的イメージのあるラジオの複同調回路のイメージでしょうか。
水晶振動子の直列の場合、等価回路的にこのように複同調回路になるのか、それとも別の表現になるのか、私にはわかっていないのですが。
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